二本松少年隊
この名前を聞いたことのある方
結構いると思います
昨年の「八重の桜」でも
登場した戊辰戦争の悲劇の象徴のひとつ
先日、用事があり福島市に行った私
少し時間が取れたので
福島市からさほど離れていない
二本松市に足を運びました
霞ケ城址
二本松藩には「入れ年」という制度がありました
実年齢より高い年齢として
出兵の許可を出す制度です
つまり、年齢を2歳サバを読むことを黙認する制度
当時二本松藩は
白河の戦いや領境の警護などに
多数の兵を出していたため
二本松城は空虚同然でした
本来なら20歳以上が成人だった二本松藩
この危急にあたり 出兵年齢を
17歳以上に引き下げました
そしてその後、西軍が本宮を占拠したことを受け
さらに15歳まで引き下げました
入れ年制度を当てはめると13歳
満12歳の少年も戦場に立ったのです
今でいうと小学6年生...
子を戦場に送る親の気持ちはどれほどだったか...
霞ケ城からほど近く
大隣寺
ここに少年隊士の墓があります
ここ、大隣寺には
会津藩、仙台藩の墓もありました
決して忘れてはいけない
戊申の悲劇
今回は時間が無かったので
ここまでで散策終了
またいつか、じっくりと巡りたいと思います
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