昨日も涙が止まりませんでした
八重の桜
第二十五話『白虎隊出陣』
どのシーンの誰に泣いたかと問われれば
昨日は全てのシーンの
全ての方に泣けてしまいました
二本松を落とされ
敵がどの峠を責めてくるのか...
四方を山に囲まれている会津は
各峠の守備に主力を配置して
城下に残るのは老人・子供・女性のみ...
さらに敵は会津の裏をかき
中山峠でも御霊櫃(ごれいびつ)峠でもなく
最も険しい母成(ぼなり)峠を攻めてきました
会津・旧幕府軍・新選組など800の東軍
対する西軍は3000
圧倒的な兵力の前に母成は半日で陥落
東軍は猪苗代城で
西軍を食い止めることをあきらめ
自ら城に火をかけ若松城下へ
そして、ここを渡れば会津領地は
目前となる十六橋も奪われ...
とにかく敵は会津の頭をはるかに越えた
すごいスピードで城下に近づいてきました
容保公の滝沢本陣への出陣の決意
鳥羽伏見の後悔を二度と繰り返さない
という強い思いが感じられました
戦いの舞台を変えようと
仙台に向かおうとする土方歳三さんに
『今 会津を見捨てるのは誠義にあらず!』
と、会津に残って共に戦うことを誓ってくれた
斎藤一さん
照姫様は自分達が守るという強い意志で
薙刀の稽古に励む
中野竹子さんをはじめとした
会津藩婦女薙刀隊。通称『娘子軍』
容保公苦渋の決断で
戦場への出陣命令がくだされた
白虎隊士中二番隊
城下が戦場になる前に
ひまをとらせて村に帰そうとしても
山本家の女性達が自決しないで
無事にお城に入るのを見届けるまでは
帰らないという徳造さんとお吉さん
凛として夫頼母の出陣を見送る
西郷千恵子さん
籠城戦を覚悟し、城内の婦人総出で
藩士の援護をするお覚悟の照姫様
そして...幕末のジャンヌダルクに
変貌を遂げた八重さん
いよいよ慶応四年八月二十三日が
来てしまいました...
この日はいろんな場所でいろんな悲劇が起きた
会津で一番長い日です...
長い長い八月二十三日が
いよいよ始まります...
奇しくも昨夜はスーパームーンの夜
月も会津に一番近づき
優しく見守ってくれているようでした
見守ってまいります!
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