八重の桜第二十二話
【弟のかたき】
江戸から戻ってきた尚之助さんから
弟三郎の戦死、兄覚馬の
不明を聞かされた山本家
父権八、母佐久、覚馬の妻うら
奉公人のお吉、徳造も集まり
そのことが告げられました
家族の悲しみはいかばかりか
その死を受け入れることが出来ない
八重さんの錯乱
気持ちは痛いほど分かります‥
そんな中で
今回の私の心に残ったシーン
鳥羽伏見敗戦の責任を
一身に背負い切腹した
神保修理の父 内蔵助の
軍議でのセリフ
『戦に破れたままで
武士の一分が立ちましょうや!
言われなき朝敵の
汚名を蒙(こうむ)り恭順したままで
会津の面目がたちましょうや!』
そして 容保公の存念
【会津はあくまで恭順を貫く
もとより朝廷に刃向かう心はない
‥ただし
それでも なお攻めて来るならば
武門のならい
全藩を挙げてこれと戦う】
容保公の目には もう徳川宗家は
欠片も映ってはいません
会津藩の誇り
そして会津藩士達の誇り
会津武士の一分、会津藩士の面目
それを守ることが心の全てです
容保公の決意に
もはや一片の曇りもありません
今後の展開に目が離せない
昨日の八重の桜でした
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