街に歴史あり~神指町:如来堂~

夕方 會津の歴史本をパラパラめくっていたら

ふと目に止まった頁のセリフ‥

【新撰組は会津藩へ来る途上であちこちで戦い

隊員は多く戦死し 今は十四人しか残っていない

今後も生きて隊名を残したいとも思うが

今 会津が落城しようとしているのを見て

これを見捨てるのは『誠』の精神に反する

母成峠で仙台行きを 約束はしたが

自分たちは後願を思わず 隊名とともに

ここで死のうと思う】

新撰組 斎藤一(当時 山口次郎)が

新撰組本体を土方歳三に託された

幕臣 大鳥圭介に

言ったセリフでした

この日の私は なぜかこのセリフが

心にぶわっと

(ToT)

きてしまいました

如来堂に行きたい!斎藤さんに逢いたい!

という理由で その思いを抑えきれずに

夕暮れの如来堂に来てしまいました

120523如来堂1.JPG

斎藤一 率いる『新撰組会津残留組』は ここ、如来堂にて

最後の激戦に身を投じました

そして、戊辰戦争での新撰組の会津での活躍は

この地で終わりを告げました  120523如来堂2.JPG

私は個人的に ここ 如来堂が大好きです

なぜか 気持ちが落ち着く場所です

120523如来堂田園.JPG細い道を入り たんぼに面した、何にもないこの場所ですが

何故か気持ちを穏やかにしてくれます

誰にでも そんな場所がありますよね

(#^.^#)

遠くに夕日が映えるのを感じながら

120523如来堂夕日.JPG

斎藤一の面影を浮かべながら

ぼーっと、暗くなるまで

新撰組に寄り添って過ごしたこの日の夕方でした

120523如来堂8.JPG

おかげで穏やかな気分で帰宅できました♪

ゆっくりと、たったひとりで歴史と向かい合える

地元ならではの 贅沢な時間を

すごすことができました

(#^.^#)

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