会津歴史紀行
本日は郡山市湖南町にある旧跡
『福良御用場跡』と『福良御本陣跡』
をご紹介します
まずは『福良御用場跡』
郡山市湖南町にあるこの旧跡
新撰組の宿舎があった場所です
建物は最近取り壊され
蔵がぽつりと残っています
この辺りで 土方歳三の最後の手紙と
思われる書状が発見されたということです
続いては『福良御本陣跡』
碑は 御用場跡から程近い
民家の裏にひっそりと立っています
もし ここに行こうとする方がいましたら
なかなか発見しにくい場所ですから
根気よく探してくださいね
ここでは 宇都宮の戦いで
負傷し 療養中の土方と
隣りの宿舎にいた白虎隊士の
暖かい交流が書き残されています
凄惨な戊辰戦争の戦火が
会津に襲い掛かる ほんの手前の
安らぎだったのでしょうか
湖南側から見える猪苗代湖
この日は もやっていて
湖の先の磐梯山はぼやっとしか見えませんが
幕末 土方も ここから猪苗代湖
そして磐梯山を望んだのでしょうか
そう考えながら眺める湖は
時間の経過を引き戻してくれそうに
感じました
隣に土方がいるような
そんな感覚の湖南・福良でした
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