最近 桜の話題に集中していたので
久々の歴史紀行
今回ご紹介するのは
七日町駅前にある
『阿弥陀寺』です
まずはこれ!
『御三階』
元は鶴ヶ城本丸内にあったもので
明治3年に移築されました
外観は3階ですが、内部は4層になっています
当時は密議所に使用していたと言われています
鶴ヶ城の遺構として唯一残る貴重な建物です
そしてこれ!
当時ここには大仏がありましたが
太平洋戦争で供出され
今では台座だけが残っています
そしてそして‥
ここ 阿弥陀寺には
戊辰の役で亡くなった1281の御霊が
供養されています
戊辰戦争後 会津藩戦死者の遺骸は
放置されたまま さわることを許されませんでした
明治2年 ようやく ここ阿弥陀寺と長命寺
に限られ埋葬が許可されました
春・秋の彼岸には手厚い供養会が行われています
さらに このお寺には
新撰組隊士 『斎藤一(藤田五郎)』の墓があります
鳥羽伏見の戦い等を経て
会津若松城下に入り
負傷した土方歳三に代わって新撰組隊長として
会津戊辰戦争を戦いました
最後まで会津のために戦い
後半生を会津人として生きた本人の希望により
ここ阿弥陀寺に眠っています