会津漆器
会津漆器は今から約420年前に、時の領主蒲生氏郷が近江国(今の滋賀県)から木地師や塗り師を呼び寄せたのが始まりとされています。漆器が伝統産業として発展してきた背景には、山深く木地の材料となる樹木と漆が豊富に産出される環境と、湿潤な気候風土があったから。
当時の会津の冬の暗さとは裏腹に、会津漆器は優雅さと鮮やかな彩りを特徴として発展してきました。とくに松竹梅や破魔矢といった文様を施した「会津絵」は代表的です。
多少高価でも、アクセサリーから汁椀、ワインカップ、重箱などお気に入りの逸品を手に入れてみてはいかがでしょう。