今日は雪が降り続けている会津です
雪国の宿命とはいえ‥
もう いらないなぁ‥というのがホンネですね(^_^;)
さて、本日ご紹介するのは
古くから会津に伝わる
職人の技と芸術
会津の伝統工芸品についてです
どこの地にもその地ならではの
伝統工芸があるように
会津にも古くから伝承されている
匠の技と技術の工芸品があります
今日はその中から3つの伝統工芸をご紹介します
【絵ろうそく】
会津におけるろうそくの歴史は古く
今から約500年前
宝徳年間時に、領主芦名盛信が
漆の植樹を奨励したことに始まったと
いわれています
漆の樹液は漆塗料となり
その実からは ろう が採取されたため
以来 漆器とろうそくは会津の伝統的産業になりました
ろうそくに四季の花々を描いた『絵ろうそく』は
当時の大名や神社仏閣などで愛用されました
特に婚礼の際には一対の絵ろうそくが
ともされ、これが
『華燭の典』の語源になったとも
言われています
また、花のない会津の冬には
仏壇に供える花の代わりに
絵ろうそくを飾るようになったと
言われています
【会津ぬり】
会津ぬりはろうそくと同様芦名氏の時代に
始まり、それ以来代々その技術が
受け継がれてきました
蒲生氏郷の時代から特に
この産業に力が入れられ
会津の気候風土とともに育てられてきました
徳川の末期、松平氏の時代には
金粉金箔が作られるようになり
消粉蒔絵の技術が起こり
現在の隆盛となりました
最近は木製漆器のほかに
多様な素地を研究開発し
生活様式にあった新しいぬりものが
盛んに作られるようになっています
【会津木綿】
会津木綿は徳川初期
会津藩祖 保科正之公の奨励により
藩士妻女の内職として発達した
三百年の伝統を誇る木綿です
会津人の特性の如く
地味で且つ丈夫な生地は
多くの方々に愛されています
現在では、永い伝統の上に
近代的なセンスを活かした
民芸織物として愛用されております
会津の伝統工芸品
いかがでしたでしょうか
ぜひ手にとって その良さを実感して
いただきたいです
極上の会津をその手でその目で
実感していただきたいです
(●^o^●)
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