今日のお話しは
あるひとりの『つるかん』が
実際に体験したドキュメンタリー‥
心臓が悪い方は見ないほうがいいですよ
キャーッ((((;゚Д゚)))))))
時は夕暮れが間近にせまった午後4時過ぎ
ふと私は、何故か思ってしまったのです
『あの方のところへ行きたい!』
あの方
会津藩九代目藩主
会津の最後のお殿様
松平容保公
八重の桜では、綾野剛さんが
好演されています。綾野さんの演技
私のイメージの容保公にピッタリで
すごくステキです(●^o^●)
話しが少しそれてしまいました
容保公のところに行きたいという気持ちを
抑える事が出来なくなった私は無意識に
東山温泉方面に向かっていたのでした
そして、気がつくと、松平家墓所の入口に
ぽつんと立っていたのです
この日は朝から雪が降って
とっても寒い日
かすかに足跡が残る階段
躊躇した私ですが
それも一瞬‥
階段に足を乗せたのでした
それが悲劇の始まりとは
そのとき誰も知る由もありません‥
かすかに残る足跡をたどり
一歩ずつ慎重に歩を進めていくと
除々にその足跡は無くなり
どこが道なのかもさっぱり見失い目の前には‥
雪の重さで折れた杉の枝が立ちふさがり
あたかも、八甲田山を思い浮かべるような状況に‥
ここはどのあたりなんだろう‥
そもそもここは、道なんだろうか‥
帰ろうかな‥でも、もしかしたらすぐそこまで
来ているのかもしれない‥
私はまた、上に向かっていっぽいっぽ
雪をかきわけて進んだのでした
もうその頃は
写真など撮ってる場合じゃなくて
そこからの道程のすさまじさは
残念ながら記録には残っていないのが
今となっては心残りです‥
もはやここは完全に道ではないことだけは
確信しつつ、上へ上へと進むこと
数十分(私的には数時間にも感じましたが)
やっと見慣れた風景を発見!
あたりはすでに闇が襲い掛かってくる寸前
もう少しだ!頑張れ!
さらに上へと、気力で歩を進めた
私の前に現れたのは!
あー!下の亀がいない!
本来なら
こうなのに(>_<)
でも、やっと到着しました!
松平容保公の墓
とのぉ!私は頑張りました!
今年初めてのご拝謁です
深く深く合掌‥
そして、容保公の墓より少し後ろに佇む
松平家の墓
照姫にも、深く深く合掌してきました
そこからの私は
もうろうとした意識の中
すっかり暗くなった墓所をあとに
自分の足跡を追いかけながら
やっとふもとまで帰りついたのでした
墓所入口に生還した時には
すでに真っ暗でした
みなさんに言っておかなければならない事があります
この季節 容保公のお墓を参拝しに行こうとは
思わない方がいいですよ!
せめて、今の季節は階段下から山の上に向かって
手を合わせるくらいで
雪が溶けてから
実際にお墓に行ってください
でないと、私のように半泣きの半遭難に
なってしまう可能性があります
寛容でお優しい容保公ですので
冬は心を寄せてくれるだけで
実際に行かなくてもお許しになられます
そうですよね?容保公?
容保公『それでよい』
ほらぁ!八重の桜で、追鳥狩りを邪魔した
チビ八重ちゃんに、しっぺの刑を言い渡した
頼母さんにかけた、あの優しいお言葉そのままに
容保公は答えてくれました
ちょっと風邪ぎみだった私の体を
心配してくださっていた
ツイッターの皆さんごめんなさい
また無茶してしまいました(>_<)
以上 本日は壮大なドキュメンタリーをお贈りいたしました