幕末へタイムスリップ 八重さんにインタビュー

幕末戊辰 会津戦争へのタイムスリップ

144年前 慶応四年九月八日

今日は、籠城戦が続く鶴ヶ城に

記者が決死の潜入!

 籠城中の方々に

お話しを伺いに参りました

あ!ちょうど、目の前を小柄な男性が通りかかりました!

さっそく お話しを聞かせてもらうため、取材してきます!

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 記者『すみませーん!ちょっとお話しを伺わせてくださーい!』

『なによ?わたし忙しいのよ!』

記者『え?女性だったんですか!男装していられるので、気付きませんでした‥』

『失礼な!もう行くわよ!!』

記者『待ってください!少しだけ!すこしだけお話しを伺わせてください!!』

しょうがないわねぇ。ほんとに少しの時間だけよ!』

記者『ありがとうございます。それではまず、あなたのお名前は』

山本八重子っていうのよ!』

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(注)画像はイメージ(やえちゃん)です

記者『えー!あなたが あの山本八重子さん!!来年はお世話になります!!!』

八重『なにワケ分かんないこと言ってんのよ!用が無いなら行くわよ!』

記者『ちょっ!待ってください!時間は取らせませんから!少しだけでいいんで、お話し聞かせてください!籠城して結構な日がたちました。今のお気持ちを率直に教えてください』

八重『籠城の感想かぁ。戦を見るのは当然初めてだったんだけど、戦っていうのはすごいね。犬死しちゃったら つらいけど、戦う所を見ていると、女の私でも強い心になれる。 この前なんか、怖かったけど、100mくらいまで近寄って、戦っている現場を見に行ったこともあるのよ。すごかったわ!‥とはいえ、籠城中は、私にも弾が二回も当たってびっくりしたんだけどね』

記者『えー!八重さんも鉄砲で撃たれちゃったんですか?大丈夫だったんですか?』

八重『うん!一回目は、帽子(柄付きの兜だと思われます)をかぶっていた時、その帽子の、ひさし(柄)の部分を撃たれたの。帽子が飛んでいって、お堀の中に落ちていったのよ!ビックリしたわぁ!「誰よ!いたずらしたのは!」って振り向いても誰もいなかったから、わたし、撃たれたんだぁ!って、やっと気付いたの。ちょっとずれてたら、こめかみを撃たれていたところよ!それと、もう一回は、城内に弾薬を運んで行って、帰ってきたら、いつの間にか袴の裾に穴が開いていたの!いつ撃たれたんだろ?』

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記者『‥怖いですね‥ケガしないようにしてくださいね。八重さんは城内でどういう風に呼ばれているんですか?』

八重『わたし、鳥羽伏見で戦死した弟が着ていた服を着ているの。袖に弟の血がついていたから、そこだけ別の布で繕ってね。大小の刀も弟の物を差しているわ。懐剣だけは自分のだけど。 入城した時には、それにスペンサー銃と弾丸をかついで、颯爽と入城したもんよ。そのうえ、入城してすぐに、幼なじみの時尾ちゃん(高木時尾:後に斎藤一の妻)に髪をバッサリ切ってもらったりしたこともあって、周りに私を「八重さん」と呼んでくれる人は 誰もいなかったわ。 みんな、私のことを弟の名前 【さぶろうさん】と読んでいたわw。』

記者『へー!そうだったんですか』

八重『正直、嬉しい。わたしの中に、三郎が生きているって感じられて。 入城の日、「女は足手まといになるから入城しないで避難しよう」と、止める母上に、「わたしは、お殿様のために、そして三郎の敵討ちのために、西軍と戦いに行きます!」って言って、このお城に入城したの。。。昼は怪我をした兵の方々の看護や照姫の警護がほとんどだけど、夜になったら夜襲にも参加してスペンサー銃で撃ちまくったりもした。 尚之助さん(川崎尚之助:八重の最初の夫)と一緒に、小田山の西軍砲台めがけて四斤山砲をぶちかましたり、自分でも頑張ってると思うわ。あの時は、西軍の砲陣が、一瞬シーンと沈黙しちゃったのよ。気持ちよかった! でも、それでも会津がまだまだ劣勢なのが悔しいわ。。。毎日たくさんの人が亡くなってるのが悲しいわ。。。わたしも もっともっと頑張らなきゃね! あ!もうこんな時間じゃない!やることがたくさんあるのよ!もう行くわよ!』

記者『え!もっとお聞きしたいことがたくさんあるんですが!』

八重『また時間とれたら付き合ってあげるわよ!じゃぁねー!』

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記者『ご武運をお祈りしていますねーーー!!!行ってしまった‥さっぱりしていて、全然気取りがなくて、さわやかで、凛々しくて、なんというか。。。とってもハンサムな方でした!私、ファンになってしまいました!!また機会があれば、是非お話しをお聞きしたいですね。今日は以上。144年前、鶴ヶ城籠城戦を気丈に戦っている『山本八重子』さんへの貴重なインタビューをお送りしました!』 

(八重子さん回顧録から 現代風にアレンジしてお贈りいたしました)

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