『お日市』(おひいち)
これ、なんだか分かりますか?
お日市は、会津若松市の各町内にある
神社やお寺、土地の神様などの祭礼として
各町内町内で毎年行われている
夏祭りのことです
各町内の その日限りのお祭りのため
『お日市』と呼ばれるようになりました
何百年も引き継がれている
会津の夏の風物詩なんですよ
今年もお日市の季節がやってきました(⌒-⌒)
まず皮切りに行われるのが
会津若松市日新町 長福寺の境内にある
御姥尊(おんばさま)
安産のご利益があるこの神様
七日町通りと平行する
一本隣りの細い通りに出店が並びます
若松で一番早い縁日が
7月1日に行われます
この『おんばさま』を皮切りに
9月初旬まで
会津の各町内のどこかで
毎日のように『お日市』が開催されます
例えば蒲生氏郷公の墓があることで有名な
興徳寺の福満虚空像菩薩では
7月12日
愛宕神社の『おあたごさま』は
7月23日
八重の桜に何度か出ていた
諏方神社の『おすわさま』が
7月27日
町中の神明神社は8月4日など
他にもた~くさんの『お日市』が
会津の各町内で開かれます
観光客の方をお呼びするような
大きな祭りではありませんが
この夏 会津においでになって
偶然近くの神社で『お日市』が開かれていたら
会津の地元の夏祭りを
覗いて見てくださいね(⌒-⌒)